
安らぎのフォルジャー厩舎
Medium: Ink and watercolor on paper
Size: 11" x 15"
Year: 2024
本作品について
この作品は、カリフォルニア州ウッドサイドの歴史的なフォルジャー厩舎を描いたものです。
かつてこの地はオローニ族の居住地であり、開拓・伐採を経て、19世紀にはフォルジャー家(フォルジャーズ・コーヒーで知られる)の避暑地として用いられました。
現地を訪れたとき、建物に差す朝の光と静かに歩む白馬の姿に心を奪われ、「かつての時代の安らぎ」がそのまま息づいているように感じました。
時間の層を含んだ風景が、今も変わらぬ静けさでそこにある——そんな瞬間を描いています。
車社会となった今、実際に馬に乗ることなどほとんどないけれど、私は白馬にまたがる自分を想像しました。
かつてオローニ族だった頃の自分、そして現代の自分。その両方が、時を越えてこの風景に重なってゆくような感覚でした。
白い馬にまたがって
作詞 Eimei
🎶【1番】
静かに朝が 丘を照らし
風が木々を やさしく揺らす
忘れられた道 時を越えて
僕は白い馬にまたがっていた
🎶【2番】
オローニの声が 森に響く
木漏れ日に浮かぶ 記憶の影
車の時代に 夢を乗せて
今も心は あの小径を行く
🎶【サビ】
誰にも見えない その風景
胸の奥で 生きている
過去と今が ひとつになる
白い馬にまたがる 夢の中
🎶【3番】
声なき記憶が 風に舞い
踏みしめた音も 土に溶ける
誰かの足跡を なぞるように
僕はまた 白い馬を進めた
🎶【4番】
日差しに滲む 遠い風景
まだ見ぬ僕が そこにいる
歴史の奥へと 橋をかけて
白い馬が 夢を連れてゆく
🎶【サビ】
誰にも見えない その風景
胸の奥で 生きている
過去と今が ひとつになる
白い馬にまたがる 夢の中
🎶【5番】
白い馬にまたがり 誰にも見えぬ道
帰るでもなく 去るでもないまま
安らぎに満ちた ひとときの中で
僕はただ 歩み続けていた