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スナック「CRIS」
Medium: Ink and watercolor on paper
Size: 11" x 15"
Year: 2024
本作品について
クリス」 — 阪急六甲線路沿いの小さな記憶
かつて阪急六甲駅の南、線路沿いにひっそりと佇んでいたスナック「CRIS」。
美しい母娘が営み、ジャズが静かに流れる店内には、近くの大学生たちの笑い声がよく響いていたという。
アメリカからの帰省中、数えるほどしか訪れることがなかったその場所が、いつしか友人の恋人となった「ママ」を通して、深い縁となっていった。
閉店の報せとともに受け取った一枚のハガキには、店の写真と「Memories of you, 1994 Autumn」「Cris Since 1971」の文字。
それは静かな別れの中に、23年の歴史と感謝を刻んだ証だった。
その一葉を、大切な記憶として水彩で描いた。
スナック「CRIS」– Memories of You
作詞 Eimei
🎶【1番】
線路沿いの小さな灯り
ジャズがそっと夜を包む
あなたの笑顔に 少し緊張して
若さの影を落としていた
🎶【2番】
友の恋が生んだ縁
夏の日々がゆるやかに巡る
カウンター越しに 笑い合ったこと
今もどこかに 残っている
🎶【サビ】
ありがとう クリス あの場所へ
戻れないけど 心は通う
Memories of you — 1994 秋
写真に刻む Cris Since '71
🎶【3番】
別れの朝に手渡された
一枚のハガキが語るもの
閉じた扉のその向こうに
静かな時間(とき) 流れてた
🎶【サビ】
ありがとう クリス あの日々へ
夢のような ほんのひととき
Memories of you — 窓辺の花
記憶の中で 咲き続ける
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