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画家の休憩

Medium: Ink and watercolor on paper

​Size: 11" x 15"
Year: 2025

​本作品について

この作品は、ワイナリーの木陰でひと休みする画家の時間を描いています。

絵を描くことと休むことは、まるで呼吸のように自然に交互に訪れる──私はそんな感覚のままに筆を動かしました。

ピケッティ・ワイナリーの敷地に現れた孔雀、イーゼル上の絵、そしてテーブルに残されたワイングラス。

「見る」「描く」「味わう」そのすべてが、この一枚の中でゆっくりと重なり合っています。

画家の休息

作詞 Eimei

午後のひかりが 筆を止めたら
ワイングラスが ひとりで歌う
描くことにも 休むことにも
理由なんて いらない日だね

孔雀の羽根が 風にほどけて
スケッチの線も 揺れてほどける
窓の向こうに 目をやるように
自然と心が 描き足されてく

 

このひとときが キャンバスなら
色を選ぶより ただ眺めたい
描きかけのままでも それでいい
今日というページの 一角に

 

午後のひかりが 筆を止めたら
ワイングラスに 少し微笑み
描くことにも 休むことにも
そっと寄り添う 静かな音

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